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キャッシュレス決済から学ぶお金の使い方

一般化したキャッシュレス

皆さんはキャッシュレス決済を使っていますか?買い物をするとき、電車に乗る時、デリバリーサービスを頼む時、以前に比べ「現金」を財布から出す機会は減ってきたように思います。株式会社インフキュリオン社の調査によれば、電子マネーやQRコード決済も約半数の人が使用しているという結果になっています。

便利な世の中になりましたが、実際にお金を使っているという感覚がなくなり、数字が増減しているだけのような感覚になっていたりしないでしょうか?

筆者の子ども時代は、実際の「現金」しかありませんでしたので、駄菓子屋でたくさん買い物をしたら財布から「現金」が無くなっていき、そこにはリアリティがありました。キャッシュレス決済手段の普及にともない、筆者を含め、お金を使ったら減るという感覚が子どもも持てなくなるのではないか、と心配する親の声も聞かれます。

対策としてはもちろん、実際の「現金」を使って買い物をすることを教えることもいいでしょう。しかし時代に逆行することなく、キャッシュレス決済手段は利用したうえで、きちんとお小遣い帳をつければよいのではないでしょうか?

お小遣い帳の目的

お小遣い帳は皆さんも子どもの頃に一度は作ったことがあるでしょう。改めてお小遣い帳をつくる目的を整理すると、以下の通りになります。

1.目標を立ててその実現に向かって努力することを学ぶ
2.よく考えて必要のあるものを買うことを学ぶ

子どもたちにとっては、できるだけ多くの金額を貯めることより、夢や目標に向かってお金の面でもこつこつと計画的に工夫や努力をしたり、必要なものをよく考えて買う習慣をつけることが大切です。これはキャッシュレス決済が普及した今も変わることはありません。

しかし誰しも経験があるように、なかなかお小遣い帳を継続して作ることが子どもにとっては難しいと思います。ですからご家庭で、一定の頻度で(毎週、あるいは、1カ月に1度など)子どもたちのお小遣い帳を見てあげてほしいのです。それにより、子どもはお金を管理する習慣を身につけることができますし、親は複雑化する子どもの生活実態をより的確に把握することができるようになるでしょう。

なお、もし子どもが「何に使ったのか分からない」金額があってもあまり深く悩まず、厳密さにこだわるよりも、多少不明な点があろうとも継続的に自分のお小遣いを管理していくことを優先してあげてください。

※金融広報中央委員会が運営するサイト「知るぽると」に具体的なお小遣い帳のつくり方が掲載されていますので、ぜひご参考になさってみてください。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kozukai/

まとめ

キャッシュレス決済手段が増えていく世の中でも、私たちがお金を使っている限り、子どもには「お金を使う」ということ、「お金は使ったら減る」ということを教えていかなければいけません。今だからこそ、それをリアルに感じることができるように、最新の決済手段を用いつつ、オールドスクールなお小遣い帳をご家族で一緒に作ってみてはいかがでしょうか?


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