はじめに
みなさんはお金を稼ぐにはどうしたらいいのか、子どもとお話をしたことはありますか?
大人は誰もが知っている基本的な内容ですが、もしかしたら子どもはキチンと理解できていないかもしれません。お金の稼ぎ方は、私たちがお伝えしたい「お金の教育」の根幹となる大切な内容となりますので、今一度整理してみましょう。
そして最後に、お金を稼ぐことよりも大切なことをお伝えしたいと思います。
お金の稼ぎ方
お金の稼ぎ方は、以下の4つに集約されるでしょう。
1.自分で働く
最初に思い付くのは、「自分で働いてお金を稼ぐ」ということでしょう。最近では本業以外に副業をされる方もいるかと思いますが、労働の対価として分かりやすい反面、自分の時間の切り売りになりますから、稼げる金額にある程度の上限が決まってしまうという面もあるでしょう。
2.自分以外に働いてもらう
上記1の「自分の時間」という上限を取り払うためには、仕組みを作る必要があります。例えば起業して従業員を雇い、従業員に働いてもらってお金を稼ぐ。他にはYoutuberとして動画配信という仕組みを作り、自分が働かなくても動画が働いてくれる仕組みなどがあります。一朝一夕にはできないものが大半だと思いますが、上記1で述べた上限は無くなり、無限の可能性を秘めています。
3.お金に働いてもらう=投資する
日本人が苦手とされるのが、この3番目です。金融商品(株、債券など)のみならず、不動産投資などもこちらに入ります。リスクとリターン、流動性などがそれぞれ異なりますが、平たく言えば、どれも「お金にお金を稼いでもらう」ということになります。上記1及び2と組み合わせることにより、稼いだお金や、これから稼ぐお金をもとに借入を行いレバレッジをかけていく(より多くのお金で運用していく)ことで、効率的にお金を稼ぐことが出来る手段です。
4.もらう
これも立派なお金の稼ぎ方です。お小遣いやお年玉に限ったことではなく、宗教法人や非営利活動法人など寄付で成り立つ業種もありますし、最近ではクラウドファンディングも多く見かけるようになりました。
おわりに
以上でお金を稼ぐ方法を整理しましたが、私たちはお金を稼ぐことよりも大切なものがあると考えています。それは、「自分や家族が幸せになれるものにお金を使えるかどうか」です。単にお金を稼ぐことや、貯めることが目的になっていませんか?お金は使うために稼ぐのです。そしてそれはあなたや家族が幸せになれるものに使うべきなのではないでしょうか。美味しいものを食べる、旅行に行く、オシャレな服を着る、何でも良いのです。
子どもには、お金を稼ぐことだけではなく、使うことについても是非教えてあげてください。