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はじめに

皆さんはローン(=借金)をしたことがありますか?

多くの方は、様々な理由で、借金をした経験があるのではないかと思います。

というのも、金融庁が発表している貸金業関係資料集によれば、2020年3月末時点における消費者向け貸付件数は約1,930万件であり、(一般的に子どもや高齢者は借金をできませんから)総務省統計局の労働力調査による15~64 歳の労働力人口の2019 年平均である6,886万人を分母とすると、なんと3.5人に1人が借金をしているということになるからです。

それでは、ある日、お子様が「お小遣いの前借りをしたい!」と言ってきたら、どうしますか?

皆さんは、借金に賛成ですか?反対ですか?

借金とは?

借金とは何か、子供に一言で説明できますか?

借金の正体は、未来に行けるタイムマシンであり、目的達成のための手段(道具)なのです。

そして、その目的は大きく2つに分けられます。

  1. 消費のための借金
  2. 投資のための借金

例えば住宅ローンですが、これは家を買って住むという「消費」のための借金ですよね。

本来は、数十年にわたって貯金箱にお金を貯めなければいけませんが、借金というタイムマシンを利用して、その数十年後の自分の貯金箱を手にすることができるという訳です。

一方、投資のための借金は、自分への「投資」のための奨学金などがあります。

借金は悪ではない

このように考えれば、借金は単なる手段であり、悪いものではないということをご理解頂けるかと思います。

一方、怖いものだ、という感覚も正しいと考えています。

借金は、きちんと計画を立てて、ゆとりをもって返済できる金額を設定しなければいけません。

もちろん貸す側も、特に金融機関であれば審査をして、借りる人の返済能力の範囲でしかお金を貸してくれません。

しかし、どんなに計画的な借金でも、病気などで長期的に収入がなくなった場合などは返済が苦しくなってしまうことがあるかもしれないので、借金にはリスクがないとは言えません。

ただ、そのリスクを軽減、排除するために生命保険に加入しておく(例えば住宅ローンでは団体信用生命保険があります。)という方法もありますから、適切な対応を取れば、得体の知れない怖さからは解放されるでしょう。

最後に大切なことなのでもう一度お伝えしますが、消費のための借金であれ、投資のための借金であれ、きちんと計画を立てて、ゆとりをもって返済できる金額を設定しましょう。

それでも、どうしても返済ができなくなったときは、借金返済のための借金は避けて、債権者ときちんと交渉をし、自分では難しいと思った時は債務整理を得意とする司法書士(法務大臣認定)や弁護士に相談するようにしましょう。

借金が返せなくても、命までとられることはありません。

まとめ

借金について正しくご理解頂けたところで、冒頭の質問に戻りたいと思います。

お子様が「お小遣いの前借りをしたい!」と言ってきたら、どうしますか?

先ず目的を聞いて、いくらをどれくらいの期間で返済していくのか、その収支をお小遣い帳で一緒に作ってみてあげてはいかがでしょうか?

子供の頃に学ぶ一つ一つの経験が、きっと大人になって役立つことでしょう。

最後に余談にはなりますが、小学館から発売されているドラえもん第4巻の第8話「してない貯金を使う法」では、借金の全てのエッセンスが分かりやすくマンガになっていますので、是非親子で一緒にご覧ください!


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