はじめに
子どもが受験を控えている場合、偏差値は気になる要素の一つかと思います。
偏差値は、あくまで現在の実力を示す目安の数字ではありますが、そんな偏差値がUPする方法があるとすれば、気になりませんか?
何年か前には、学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格するストーリーで映画化もされた「ビリギャル」が流行りましたが、筆者も高校3年生のとき、全国模試の偏差値は37でした。
そこから1年間の浪人生活を終え、最終的に偏差値は80まで上げることができました。
しかし、これには1年間という時間をかけて、ひたすら試行錯誤を繰り返しました。
今回はこれらの試行錯誤を繰り返した結果、筆者自身が「もっと早く知っておきたかった!」という勉強のテクニックを、お伝えしたいと思います。
偏差値がUPしない原因
偏差値が上がらない原因は、頭の良し悪しとは関係がないと断言できます。
ちゃんと勉強しているのに偏差値が上がらない場合、それはズバリ、勉強のやり方が悪いということになります。
最近はダイエットや筋トレがブームになっていますが、一生懸命やっているのに伸び悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
やってもやっても報われないので、もう嫌になってしまい、更には自己嫌悪を抱いてしまう場合さえあるでしょう。
しかし多くの場合には、適切な知識を得ずに自己流でやっていたり、もしくは中途半端にやっていたりすることで、その効果が表れていないケースを見受けます。
思い通りの結果が伴わない場合、思い切ってやり方を変える必要があります。
それも、正しいやり方でなければいけません。
特に日本人は我慢強いと言われることがありますが、ここでは我慢をする必要はないのです。
偏差値がUPする最強の方法
それでは偏差値をUPさせる最強の方法をお伝えします。
それはズバリ、基本に戻ることです。
例えばアスリートでも思い通りの結果が出ない場合には、基本のフォームから見直すことがありますよね。
勉強も同じく、結果が出ないときには基本に戻らなければいけません。
このとき、基本に戻るといっても、中途半端に戻るのではありません。
徹底的に基本に戻るのです。
例えば、筆者は大学受験の浪人生のときには、英語は(当時英語を習い始めた)中学1年生の英語からやり直しました。
なぜかと言えば、知っていたつもりなのに知らなかったことが、たくさんあったからです。
土台がしっかりしていない場合には、その上に家を建てたら傾きますし、高層ビルを建築するなんてことはできません。
ですから、見栄を張らず、基本に戻るのです。
当たり前の話ですが、基本がわかれば応用が分かるようになりますので、どんどん偏差値は伸びていきます。
まとめ
今回は偏差値をUPさせる方法を記載しましたが、偏差値をUPさせる目的は、志望校に合格することです。
ですから、結果として志望校に合格できれば、それまでの模試の偏差値が低かろうが高かろうが、どうでも良いのです。(もちろん、気にはなると思うのですが・・・。)
さらに、大人になったら、偏差値は全く意味がありませんよね。
ですが、今回お伝えした「基本に戻る」という方法は、偏差値を上げるためだけではなく、仕事でも使うことが出来ますし、様々な生活の場面でも使うことができる方法です。
つまり、大人になっても使えるような子どもの能力を伸ばすことにもつながるのではないでしょうか。
もし子どもが偏差値が上がらなくて悩んでいるようであれば、そっと「基本に戻ってやってごらん」と伝えてあげてください。(基本ができているかどうかは、親が気付いてあげることができると思います。)
その一言で伸ばすことができるのは、偏差値だけではないと信じています。