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楽しく働くために【非認知能力とはNo.4】

はじめに

皆さんは今の仕事を楽しんでいますか?今のご自身と同じような働き方や仕事を、子どもにもさせたいと思いますか?

私たちは人生の大半を「労働」に費やします。不平不満が一つもないという方は非常にレアだとは思いますが、労働時間が楽しいものであれば、きっと楽しく、幸せな人生を送れることでしょう。

しかし残念ながら、長年日本は世界と比べて仕事への熱意が低いという結果がいろいろな調査で明らかになっています。この記事をご覧の方の中にも、そう感じる方も少なくないのではないでしょうか。

日本は働きがいが低い

CMでもおなじみの世界最大の求人サイト「Indeed」が2016年に発表した調査「世界仕事満足度調査」では調査対象35ヵ国の中で最下位です。

引用元はこちら:
http://blog.indeed.com/hiring-lab/indeed-job-happiness-index-2016/

文化の違いにより日本は高スコアが出にくい理由もあるようですから、この調査結果を額面通りに受け入れる必要もないとは思いますが、私たちはもう一つ別の残念な調査結果に、より注目する必要があると考えています。

入社後自分を磨かない日本人

アジア・オセアニアに限定された調査ではあるものの、2019年にパーソル総合研究所が発表した調査によると、ダントツで自己研鑽(自分自身のスキルや能力などを鍛えて磨きをかけること)を行っていないという結果となっています。

同じ調査でもう一つ気がかりなのが、その会社での出世欲もダントツ最下位ということです。

引用元はこちら:
https://rc.persol-group.co.jp/news/201908270001.html

入社した会社でやりがいを感じないのは会社の人事制度や労働環境などの外部要因もあると思います。しかし自己研鑽をしない、出世に興味がない、というのはあくまでも自分自身のマインドの問題が大きいと私たちは考えています。

子どものやりたい事をやりやすく

誰しも自分が好きなこと、興味あることは楽しく勉強しますし、もっと知りたいと思うはずです。

それは決して机に向かって勉強するという意味だけではなく、ファッションが好きなら雑誌やインスタグラムで研究したり、アウトドアが好きな人は便利グッズなどをキャンプの達人などに聞いたりネットやYoutubeで調べたりするはずです。

仕事も本来同じであるべきなのです。そしてこれから十数年以内には、皆さんの子どもも働き始めることになります。その時「どんな仕事をするべきか?」を就活時に初めて考えるのではなく、子どものころから「何に興味があるのか?」を探すことが大切です。

そして、子どもの興味ポイントは親が一緒に探さなくてはなりません。その時に重要なのは多くの選択肢を与えてあげることです。視野を広く、視座を高く。

難しいかもしれませんがこうした習慣を持てるようになれば、子どもが本当に興味のある事が見つかるでしょうし、それを追求していく大人になっていくでしょう。そしてそれは仕事面にもきっと良い影響を与えることになるはずです。


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