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どんな仕事をすればいい?【非認知能力とはNo.6】

はじめに

皆さんは子どもから「どんな仕事をしたらいいかな?」と相談されたことはありませんか?その時に、どのように回答しましたか?子どもには、本人が興味がある分野で仕事をしてもらいたいと思うのではないでしょうか。「やりたいこと・好きなことをやりなさい」と伝えた方も少なからずいると思います。ですが、大人は、好きなことを仕事にする難しさも知っています。

転職サイト「doda(デューダ)」が発表した転職理由ランキングでは、「ほかにやりたい仕事がある」という理由が1位になっています。
https://doda.jp/guide/reason/

「これだ!」と決めた仕事でも、もっとやりたい仕事が見つかったということです。やりたいことが見つかることは素晴らしいことですが、裏を返せば、大人でも「やりたいこと」や「好きなこと」を仕事にするということで迷っている人が多いのではないでしょうか?

得意なことを仕事にする

いきなり結論ですが、私たちは「やりたいこと」や「好きなこと」だけではなく、「得意なこと」を仕事にするという考えもあるのではないかと考えています。

東進ハイスクール講師の林修先生は、「林先生が驚く初耳学 – 高学歴ニート」というTV番組でこのようなマトリックスを紹介していました。

そして、以下のように述べています。(TV番組からの抜粋なので一部改編しています。)

「やりたいこと(人間の願望)」は、環境や情報とか外部の要因に出会ったものであり、偶然生まれるものであり、情報が内部化されて、自分の思いにすり替わっていないか?絶対的なものなのか?一方で、「できること」は偶然ではなく、必然である。「できること」はそう簡単には変わらない。だとしたら、「やりたいこと」を絶対の指針としない方がいい。仕事は「やりたくてできる」が一番いい。ここは否定しない。自分は「できることをやろう」と思って予備校講師に徹したら、30年間うまくいかなかったことや悩んだことは何一つない。

あくまで、こういう考え方もある、というものですが、合理的な内容に納得される方も多いのではないでしょうか。また、「できること」をやる訳ですから、仕事におけるストレスも少ないものとなるでしょう。しかし「できること」であるからと言って、努力をしなくて良いわけではありません。

林先生は、リクナビNEXTの取材で、このようにも述べています。

うまくいった人と行かなかった人の差?それは運ですね。人生は博打ですから。ハイリスクハイリターン。一か八かの勝負です。ただし、その勝率を上げることはできます。それは、「勝てる場所で誰よりも努力すること」なんです。

まとめ

「好きなこと・やりたいこと」で仕事ができれば、とても幸せなことだと思います。しかし、それを現実のものにすることができる人は、ほんの一握りかもしれません。私たちは「得意なこと」で仕事をするという視点も大切だと考えており、その「得意なこと」を見つけることができるサービスも順次展開してまいります。ぜひVIAのサービスをご利用頂き、子どもが「得意なこと」を親子で一緒に探して今のうちから子どもに伝えてみてください。


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